お知らせ

「政策形成訴訟に取り組む!学習会」を開催しました

2022.11.14

 2022年11月14日,青法協千葉県支部で「政策形成訴訟に取り組む!学習会」を開催しました。

 政策形成訴訟とは,定義が難しいですが,個別事件の原告の救済だけではなく社会や法律制度の変革が行われる(ことを目指す)訴訟を一般的に指します。

 講師は,社会に影響を与えた訴訟を担当した弁護士である及川智志弁護士(商工ローン訴訟等),宗みなえ弁護士(アスベスト訴訟),宮腰直子弁護士(中国残留孤児訴訟)の青法協内外の3名の方にお願いをいたしました。

 講演の内容は膨大すぎて書ききれませんが,社会を変えたいという思いから始まる訴訟であること,訴訟は事実認定を専門的に行う他ではできない有用なツールであること,原告当事者から思いを酌み法改正まで繋げることの重要性等について語られました。

 訴訟により社会を変えていく術を先人から承継し,後に続く法曹や法律関係者も訴訟による社会制度の改善という職責を実践していくことが重要と認識できた学習会でした。

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